あこ日和(日常系)

日々の幸せをさがして…。日常(・株・不妊治療(下垂体腺腫)・節約etc…)をつづります

ヒートショックに気を付けて・・!!

ヒートショックとは何か?

最近厳しい寒さが続いてますよね(´;ω;`)ウゥゥ

そこで癒しともいえるお風呂!!!!あったかい!!!!

ただそこには恐ろしく、対策をしないといけないことがあるのです。

 

 

 

ヒートショックとは

ヒートショックとは、急激な温度変化が体に与える影響を指します。特に、冬季において浴室やトイレなどの寒暖差の激しい場所で発生しやすく、高齢者を中心に毎年多くの事故を引き起こしています。日本では、浴室での事故による死亡者数が交通事故を上回る年もあるほど、その危険性が深刻視されています。


ヒートショックのメカニズム

ヒートショックは、体が急激な温度変化にさらされることで、自律神経が過剰に反応し、血圧や心拍数に急激な変化をもたらすことから起こります。以下のような流れが典型的です:

  1. 寒い場所で血管が収縮
    冬場に浴室やトイレのような寒い場所にいると、体は寒さに対応するために血管を収縮させ、血圧が上昇します。

  2. 急激な温度上昇で血管が拡張
    その後、熱いお湯に入ることで体温が急激に上昇し、血管が一気に拡張します。この際、血圧が急激に下がることで失神や意識障害が起こる可能性があります。

  3. 心臓や脳への負担
    血圧や心拍数の変化が急激であると、心臓や脳への血流が一時的に不足し、心筋梗塞脳梗塞といった重大な疾患を引き起こすリスクがあります。


ヒートショックが発生しやすい環境

以下の条件下でヒートショックは特に発生しやすいです:

  • 冬季において、暖房が効いたリビングから冷えた浴室やトイレに移動した場合。
  • 入浴時に熱いお湯(42℃以上)を使う場合。
  • 高齢者や基礎疾患(高血圧、心疾患など)を持つ方がいる家庭。

ヒートショックを予防する方法

ヒートショックは事前の対策で予防可能です。以下は有効な対策の一例です:

  1. 浴室や脱衣所を暖める
    暖房機器や浴室暖房を利用して、室温差を減らすことが重要です。

  2. 適切なお湯の温度設定
    入浴時のお湯の温度は40℃以下が推奨されます。体に優しい温度で、血圧の急激な変動を抑えられます。

  3. 急激な温度変化を避ける
    体を温める前に、浴槽に入る前のシャワーで徐々に体を慣らすことが有効です。

  4. 家族の協力
    高齢者が入浴する際には、時間を把握し、必要であれば声かけを行うなど、見守りが推奨されます。


ヒートショックの社会的な影響と今後の課題

ヒートショックによる死亡事故は高齢化社会が進む日本において深刻な問題です。特に一人暮らしの高齢者が増加する中で、個人や家族だけでなく、地域社会や行政が協力して予防対策を進めることが求められています。例えば、地域での高齢者見守り活動や、リフォーム時に浴室暖房を導入するための助成金制度の普及などが挙げられます。


まとめ

ヒートショックは、寒暖差の大きい日本の冬において多くの人々に影響を及ぼす現象です。しかし、適切な対策を講じることで、そのリスクを大幅に減らすことができます。家族で注意を払うとともに、社会全体での取り組みが重要です。

 

皆さんきをつけましょうね!

ここまで読んでくださってありがとうございました!

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